のら3ゃん&とひろの創作工房

粘土彫刻・絵本作家「くすの とひろ」と 一緒に暮らしている、ねこたち「のら3ゃん」の日常や、 粘土彫刻の制作過程を、毎日ご紹介します。

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2023年09月

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今日は、ハイラックス彫刻をお届けに…



ウチダテクノサービスさんにお伺いして
とても貴重な車を見せていただくことが
出来ました!

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KP61型スターレットの、レースカーです!

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これはカッコいい…!

筑波サーキットで開催される
スターレット&サニーのレースに
出場している車なんですよ!

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エンジンルームの中も
見せてくださったんですが…

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完成してから、まだ一度も
走ってないんじゃないか、と
思えるほどに綺麗です…!

実際は、レースで走るたびに
ウチダさんが細部まで
メンテナンスなさってるそうです。


KP61のエンジンって
正面から見ると、助手席側に向かって
ちょっと寝てるはずなんですが…

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この車のエンジンは
直立で搭載されています。

そうすると、吸排気の取り回しに
余裕が出来るので、キャブレターや
ファンネルを効率のいいものに
換装しやすいんだそう。

ちなみに馬力は
1,430ccで、143馬力でています。

この時代の、しかも自然吸気の車が
リッター100馬力を超えてるって
すごいことです…!

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レース車両なので、細かなレギュレーションを
クリアできるように造られています。

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中を覗くと、床が見えないです。

空力向上のため、バンパーから
車軸の前までが、フラットボトムに
なっています。

これは、速そうだし楽しそうだ…!

実際、筑波サーキットで
1分4秒台が出るそうです。

市販車で、つくば1分4秒台と言ったら…

ホンダの、NSX-Rと同じくらいですよ。

すんごい…!


実は、もう一台
KP61のバンも置いてあったんですが
そちらはエンジンを回してくださいました。

それがもう、車のエンジンとは思えない
鋭い吹け上がりで、バイクのエンジンでも
積んでるのかと思うほどでした。

アクセルを踏むたびに
ヒュン!ヒュン!…という独特の音が
聞こえるのですが、エンジンの吸気の
タイミングを司る「カム」を駆動する部分に
独自のチューニングがされているから
なんだそう。

普通「カム」は、エンジンの回転を
チェーンで伝えて駆動するんですが、
ウチダテクノサービス製の
ギヤトレインを使って駆動させているそう。

チェーンのように伸びたりすることなく
正確に回転を伝えられるから
レスポンスがさらに良くなるそうです。

残念ながら、レギュレーションに
違反するため、レースカーには
使えないそうなんですが、
かなり魅力的なパーツです!


旧車に関するノウハウ、すんごいですから
気になるかたは、ぜひお問い合わせくださいね!

今日は予定通り、先日完成した
ハイラックス彫刻をお届けしに行きましたよ!

向かう先は…

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群馬県伊勢崎市にある
ウチダテクノサービスさん。

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わたしのFTOのメンテナンスで
かれこれ20年以上お世話になっている
車屋さんです。

車の販売から、整備・車検・板金まで
何でもお任せできます。

そして、特に旧車のメンテナンスや
整備・レストアに信頼と実績がある上に
レース活動もしている、実力派のお店です。

わたしのFTOが
27年目を元気に迎えられたのは
間違いなく、ウチダさんのおかげです!

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トヨタ系の車の取り扱いが多いのですが、
わたしの、三菱FTOのトランスミッション
AT → MT載せ換えや、4人乗りから1人乗りへの
構造変更など、メーカー問わずで無理なお願いを
叶えてくださる技術力があります。

なので、県外からのお客様も多いそう。

そういえば、しばらく前
コルベットや、TVRグリフィスが
置いてあったのも見たことがあります。

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ワコーズの製品を取り扱っているので
高品質なあれこれが手に入るのも
うれしいです。

あ、しばらく前に絶版になった
プレミアムパワーがありますね…!


そんな、凄腕自動車整備士さんが
今回のお客様なので…

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正直なところ、わたしの作った彫刻で
ご満足いただくことが出来るのか
だいぶドキドキしていたのですが、
喜んでいただけて、ホッとしました…。

初めてのピックアップトラック制作。

下回りを出来る限り再現しつつ
背景と砂埃を作って、動きを表現してみました。

そして、屋根を外すと
出会った頃のウチダさんご夫婦が
乗ってらっしゃいます。

機械としての車を
精密に再現するだけでなく
物語が見え隠れする彫刻にすることを
心がけました。

長く飾ってお楽しみいただけたら
とてもうれしいです。

素敵な制作の機会をくださり
ありがとうございました!

今日の、手持ち彫刻の修理改善です。

しろくろさんお家彫刻の
みょうがの頭飾りは…

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表面保護加工が終了して
あとは乾かせば、完成です!


そして、あかる嬢彫刻の…

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へび舌。

型が出来上がったので
UVレジンを流し込んで
紫外線で固めます。

こんな感じです。

UVレジンだけを引っ張り出そうとすると
割れちゃいそうな気がするので…

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型の方を砕いて、取り出しました。

そして、やすりで磨いて
形を整えていくと…

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こんな感じ!

手前が舌先です。

舌先には、さらにレジンを足して固めて
平べったく加工しました。

このあと、へび舌らしく
先を二股に割ろうと思います。

朝の、神社のお参りに行く道すがら。

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稲穂が一面に広がる
東に向かう空は
すっきりと晴れているのに…

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北方向がとんでもないことに。

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赤城山が噴火してるのかと思いましたよ。

もちろん、そんなことはなかったですが。

今日からまた、30℃を下回る
気温に落ち着きそうな群馬。

もう、明日から10月ですもんね。

今年は暖冬だ、という長期予報が
出ているそうですが、秋も長く
楽しめると良いなぁ。


今朝の、黒女子おふたりは…

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1階の布団の上。

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くろねえさんは…

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寝てるというよりは、くつろいでる感じ。

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あかるちゃんも…

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同じです。

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なんだろう、今朝のおふたり
びっくりするくらい動かない。

でも、体調が悪いわけではないですし
快適にいられるなら、何より。

0丸顔とひろ

お布団が快適な季節に
なってきた、ってことです。

あかる嬢彫刻修復のため
彫刻を棚から移動させておいたら…

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…あら。

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代わりに、あかるちゃんご本人が
棚の中に入りました。

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頭、気を付ければつっかえないですし
簡易な造りですが、歩くのに
十分な強度はあるみたい。

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…もしかして。

彫刻の棚、ではなく
あかるちゃんの隠れ家ベッドに
改装した方が良いのでしょうか…?

今日の、手持ち彫刻の修理改善です。

しろくろさんお家彫刻用の…

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みょうがの頭飾りは
ヒビがしっかり埋まって
色の塗り直しもできました。

一晩乾かしたら、表面保護加工を
施せば、元通りです。


あかる嬢彫刻ですが…

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昨晩のうちに
植え替えたおひげの根元の穴を
粘土で埋めておきました。

乾いてから、削って形を整えて…

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色の塗り直しです。

あ、思ったよりも良い感じだ!

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やっぱり、この彫刻の場合
おひげ長めの方が映えますね。

長くなった分、ひげの色合いを
グラデーションさせることが
出来るようになったのも良かったです。

結構な密度で植えてありますが
癖付けがしっかりできる素材を
使ったので、ひげ同士が触れ合うことなく
自然に整列しています。

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全体のバランスもとれたような。

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キリっとした表情も、お気に入りです。

あとは、へびしっぽの舌を作らないと。

もう少しで、粘土で作った型が
乾くと思います。

わたし、もう2年くらい
髪の毛伸ばしっぱなしです。

しかも、最近は個展などの予定もないので
お手入れも放置気味です。

なので…

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いつの間にか、頭頂が
プリンっぽくなってました。

また、こんなに
伸びちゃったんですねぇ…。


なので、とりあえず…

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カラメルだけでも取り除こうかと
かわいい女の子用メガメガブリーチを
一気にふた箱使って…

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また、とうもろこしっぽくなりました。

来月あたり、また
別の色に染めようと思います。

今日まで、30℃超えの予報の群馬ですが
明日からはまた、秋の陽気に戻りそう。

水分補給など、まだまだ
油断できないですね。


早朝のあかるちゃんは…

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キャットタワーの上。

東の窓辺から、日の出の様子を
眺めていましたが、くるりと振り向いて…

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入り口のドアを見つめています。

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あ、くろねえさんが来ましたね。

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くろねえさんは、南の窓辺へ。

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もちろん、あかるちゃんも合流。

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みんな一緒に、のんびり。

0とひろ白目が見える

冬になったら、ずーっと
みんなで一緒かも。

ハイラックス彫刻が出来上がって
ただいま、納品準備中です。

9月30日に、お届けの予定ですよ!


…で。

それまで、少し時間があるので
しばらく前から気になっていた
手持ち彫刻の修理改善を
したいと思います。


まずは…

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しろくろさんお家彫刻の
みょうがの頭飾り。

この間、作業部屋を掃除したとき。

そう…



無線LANの子機を
蹴っ飛ばして破壊したとき。

その時に、実はこの
みょうがの頭飾りも落下してしまって
ひびが入った箇所が
3箇所あります。

なので、接着剤と粘土で補強して
乾き次第、色を塗ります。


…そして。

作ってたのもう2年も前なんですね…

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あかる嬢彫刻のおひげ。

色合いやカーブの具合は
割と気に入っているんですが、
長さが短いんです。

この時は、このカーブが癖付けられる
長い糸状の素材が無かったのですが、
その後、細くて長いのが見つかったので…

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全34本、植え替えました。

この長さなら、このお顔のサイズに
ピッタリです。

今は目立ちませんが、しっかり固定されたあと
色を塗れば、良い雰囲気になると思います。


そして…

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蛇しっぽの舌。

ほぼまっすぐ下に垂れている
形状だったので、横から見たときの
立体感が欲しいな…と、毎日眺めながら
思っていました。

なので…

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横から見たときに、こんな感じで
カーブするよう、作り直します。

これは、粘土で作っている型です。

乾いたら、UVレジンを流し込んで
舌の本体を作ります。


…あ、そうだ。

あと…

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右耳の後ろ。

あかるちゃんが小さい時
噛んで穴をあけちゃったので
直します。

今はもう、彫刻にいたずらは
しないので、大丈夫でしょう。


これで、全体の印象が
だいぶ改善するのではないかと思います。

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